地獄

だいぶ前ですが、豊洲のチームラボに行ってきたよ

地獄でした!

最悪という意味ではなく、自分がイメージする理想的な地獄に近かったという意味です。

地獄がこんな極彩色だったらめちゃうれしい。


あやふやな記憶によるレポです!


①入場

今思えば入場っていうか入定

大学時代の友達と計4名で行きました。

海外のお客さんが多かった印象です。カップルがやたらいる。

入場料けっこう高かった気がする。(記憶なし)

入場時間を指定して購入する形でした。

人は思ってたより多くなかった。たぶんあんまり混雑してない日だったんだと思う。

スタッフはみんな塩です。

(今になって思うと、地獄の入り口にいる人はフレンドリーにしてるよりも塩対応のほうがそれっぽいので、演出だと思えば大いにアリ)


②靴下を脱ぐ

入るとロッカーがあり、荷物はすべて預けるよう指示がある。

ヒザくらいまで水に浸かるので、タイツや靴下は脱ぎ、必要であれば半ズボンも貸し出しがあるとのこと。いや聞いてねーよ!!と思う。(※自分で調べてこなかったせい)スネ毛がjungleじゃねーか!!!!でもアトラクション内部は暗いor薄暗いor眩しいのいずれかなので、実際jungleでもあまり問題は無かった。

フラッシュを使わなければ撮影可なので、スマホだけ持って中へ!


③地獄体験1

基本的には、室内迷路のような、脱出ゲーム(行ったことないけど)のような、クローズドな空間を五感を使って歩いてゆくような感じ(?)


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水がひたすら流れ落ちてくる急な坂道を上り、足を拭きつつ(タオルはくれます)進むと、床がクッション状になっている部屋に出る。人をダメにするソファの上を歩くような感じです。

足元が不安定かつ場所によって床の柔らかさが違うので足を取られる!転ぶ!楽しい!…というのがたぶん本来の楽しみ方なんだけど、クッションに埋もれてイチャつくカップルたちがいたるところでおっぱじめそうな雰囲気を醸し出し、酒池肉林部屋と化していた。


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カップルたちは各々寝っ転がって密着し発情し合っているので、我々が行くべき道は実質一本道となっている。

自分の両サイドでまぐわう男と女を横目に、一心に出口を目指すが、床はヒザまで沈み込み、足がもつれてつんのめる。それでも這い上がってまた一歩進む。思った以上にまた足が沈み、その先が踏み出せない。汗が出る。それでも出口だけ目指して体は前へ。視界の隅で蠢く肉体。眩暈。死ね。

ようやっと出口まで来て振り返ると、自分たちが必死に歩いてきた道の両側で、カップルたちはいまだに絡まっていた。

地獄みたいだし、人生みたい、と思った。

ここに住んだら詩人になれそう。


序盤でいきなりコレなら、相当期待できそうだなと思った。



疲れたので今日はここまで